機械に囲まれた今こそ「手書き」文化を見直そう！

手で書け！というおはなし。

機械が暮らしの中に当たり前にあり、英語やプログラミングなど新しいものや世界に通用するための勉強が重要視されています。

それももちろん大切！

ですが、枯れた木に飾ったイルミネーションのように宙ぶらりんな学びでは身体と心がいつか壊れていく。しっかりと根っこをはり、太陽と水、受け継がれた愛情(文字)で日本人の感性と文化を育てる学びを！

だからこそ、昔から大切にされている文字を手で書くことの大切さを意識的に忘れないようにする必要があると考えます。

中国から渡ってきた文字は文化と精神と共に成長し、現在の日本語が使われています。

文字によって自身の言葉を深める。

自身そのものが手書きの言葉（文字）であると考えます。（頭の中で言葉を書いてどんどん移り変わっていく。）

感情があらわれるのが書であり、肉筆であると思います。

手で言葉を書き記すことは、ボタンを押して言葉を表示することとは全く違います。

「身体を伴った言葉」を深めることは自身を知り深めることでもあると思います。

空書(宙に指で書くこと)

空書会（くうしょかい）という書道教室を文字だらけのおへやで行っています！

教室の空書会という名前には、

空書＝宙に書くこと＝

【五感を使って身体の動きが文字になる状態を味わう】

という意味が込められています。

書かれたあとの文字ばかり気にして上手くなった、下手くそだと一喜一憂するのではなく、書いている瞬間の身体の状態に集中し、紙と筆が擦れ、自身に伝わってくる摩擦の感覚を存分に感じることを第一の目標にしています。

まずは姿勢、腕や手首の状態、持ち方、指の動きや筆の角度…様々な条件が揃ってはじめて、身体と心、呼吸と文字が連動し

「心地良い摩擦」を感じられるようになります。

筆を操ることはとても難しいです。だからこそ、その摩擦が感じやすい。

そして日本語はその筆で言葉が発展してきました。

筆で文字を書くことでの摩擦の感覚を味わうことができれば、あとはどんな筆記具でも応用できます。

お稽古では、お手本の文字に流れる呼吸や空気も感じ取り、再現していきます。

五感を使い自身の呼吸や文字と向き合うことで、他の小さな感動も味わうことができると考えます。

まずは自分の文字を好きになることができれば堂々と文字を書けるようになります。

全集中！地球🌏の呼吸！？

鬼滅の刃、観ましたか？！

たくさん訓練した後に、呼吸を整えていつもと違う力出る、あの感じは書くときとそっくりです。

集中して取り組むとゾーンに入ることがありますよね。感覚的にニンゲンの身体と心に備わっているのですね。受け継がれてきたすごい力です。

社会の流れはどんどん加速していき、人間の集中力の持続時間はどんどん短くなってきていると言います。

機械と共存するためには、たいせつな人間の記憶、精神、身体、魂を守るためには、

手書きをして言葉と身体と向き合う、「回り道の時間」が必要であると考えます。

お習字・書道教室「空書会」

空書会は書道と習字のコースがあり、

こどもからおとなまで手書きの文字をお稽古しております。

少しでも、何か小さなひとつでも、行動できればと奮闘しております！

毎回、書道を通しての交流が刺激的です。

詳しくは↓↓↓♡♡♡

福岡市城南区 お習字・書道教室「空書会」

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